Game Research Creators' Blog!!

過去と未来を縦横無尽に飛び回る。


スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - |
新装版 マックスウェルの悪魔―確率から物理学へ
温泉hiryuhです。たまには本の紹介でも。どれだけ続くかわからんけど、記念すべき第1回は「マックスウェルの悪魔」。数年前に読んだ本なので記憶を頼りに。

本書は、主に熱力学第二法則(エントロピー増大の法則)について書かれた本で、熱力学の入門書として有名らしい。「熱力学の入門書」というとなんだか難そうだけど、誰にでもわかるように平淡に書かれていて読みやすい。

熱力学なんて本書でしか触れたことがないので理解にムラがあるかもしれないが、自分の租借した範囲でかいつまむと、エントロピーというのは「量」というか「確立の幅」のようなものであって、一度増えたらもう普通は元には戻らない。例えば、コーヒーにミルクを入れるとすぐにミルクはコーヒーの中に拡散し、再びコーヒーとミルクに分かれることはない。そんなかんじ。

そんで、「マックスウェルの悪魔」というのは、通常は元にも戻らないエントロピーの濃度を下げる装置。といっても、実際に存在するわけではなく、マックスウェルが「こんな悪魔がいたらいいのにな」的に考えた架空の存在。(本書が出た1970年当時はまだ「どちらともいえない」という風潮だったようだが、1980年代にはいってからは「存在しないし作れない」とという説が強くなってきているとのこと。ウィキペディアより。)

この本の怖いところは、最終章に向けて学問的な説明が行われるのに対し、最終章ではエントロピー増大の法則を人間社会し、宇宙の終わりよりももっと近い未来に人類が滅びるという仮説をたてているところにある。知識を蓄えるつもりで読んでいたら急に話が現実味を帯びてきてびっくり。今まで読んだどんな話よりも怖かった。内容は勿論、読み物として最終章の展開にも圧巻。ただ勉強しようと思って覚えるより、現実と接点をつけて覚えさせたほうが知識を定着するっていうのはよく言われているけど、その内容のインパクトが強い方がより効果的なんだなぁ。とか。地球が元々一つの大陸だったっていう「大陸移動説」もあるけど、あれも段々細かくなってく一方で再びくっつくことがないわけで、そのうち日本とかチリみたいになっちゃうんじゃないの、とか。

とにかく、この本には人生観を変えられた気がする。自分と同じように、いままでも、そしてこれからも「熱力学」と全く接点がないと思われる人に特にオススメ。

あんままとまってないけど、まあ初回だし・・。次がんばりまーーす (´ω`
| hiryuh | 本・漫画 | 00:19 | comments(0) | trackbacks(0) |


+ CALENDAR
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< June 2017 >>
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ RECENT TRACKBACK
+ CATEGORIES
+ ARCHIVES
+ sponsor

ナウでヤングなレンタルサーバー!ロリポップ!
+ MOBILE
qrcode
+ LINKS
+ PROFILE
+ OTHERS